ギックリ腰はおじいちゃんやおばあちゃんがなるものだ。子供の頃はそんな風に思っていました。
それがまさか30代で自分がなってしまうなんて・・・
今回は、30代でギックリ腰になった、まさかのきっかけとその後の不便な生活を紹介します。
ギックリ腰になったまさかのきっかけ
その日は休日でした。
買い物に出かける前にトイレに行ったんです。
トイレは普通の洋式トイレですよ。
トイレに座って、用を足し終えて立ち上がった時でした。
ピキッ!?
一瞬動きが止まります。
腰に何か電気ショックの様なものを感じたのです。
「アイタタタタっ」と思いながら身だしなみを整えているうちに立っていられなくなり、壁に手を当て、もたれかかりながらそのまま床まで倒れ込んでしまいます。
両手両膝を床について四つん這い状態になり、もう立ち上がることは出来ません。
さて、しかし 私は今トイレにいます。携帯もないし ひとまず何とかしてリビングのソファーまでたどり着きたい!
ということで、今できる移動手段はハイハイしか無い!
腰に負荷がかかると刺激的な痛みが走るので、ゆっくりと・・・負荷がかからないか確かめながらハイハイで進みます。
何とかソファーまでたどり着いたものの、さてどうやって座ろうか?
赤ちゃんが初めて掴まり立ちするときの様な感じを想像しながら ソファーをよじ登り⁈ 何とか座ることができました。
でも座ってるのも痛いんです。
かろうじて横になっていれば大丈夫ということが分かったので、その態勢でしばらく様子見です。
このまま少し安静にしてれば治るのかなぁと思ったりしましたが、このときはまだ、これがギックリ腰であるとは思っていませんでした。
まさか自分がこの歳でギックリ腰になるなんて思いもしなかったので。
その後の生活
しばらく休んでから、どれくらい動けるのか試してみようと思い、立ち上がろうとしますが、結構辛い。
膝に手を掛けて何とか立てるレベルでした。ベッドで横になって寝るのも結構きつかったですね。
寝たら寝たで、寝返りや起き上がる事が出来ないんです。頭を少し上げたいだけなのに動かせない。
ですから、普段何気無い動きをするときに、こんなにも腰に負荷をかけていたのかという事は分かりましたけどね。
一晩寝て目が覚めたら、起き上がるのに結構時間がかかる有様で、立って歩くなんてもってのほかです。
結局 仕事も休む事にしました。
行ったところでたいした役には立てないですしね。
その日は何とか整骨院に行くことが出来ました。
もちろん車で送ってもらってですよ。
整骨院では、まぁギックリ腰だろうね。ということで確か湿布とコルセットをもらいましたかね。
ほかにその場で何かしらの治療をするような事はありませんでした。
この後は、腰に負担をかけないようにして安静にしておくしか無いんですよね。
普段の生活をする中で、コルセットの効果は絶大でした。
何もしてないのと比べると凄く楽でしたね。
ただ締めつけるだけで効く訳無いだろうとバカにしてましたが、とんでもなかった。
コルセット無しでは生活出来ないレベルでした。
三日目も仕事は休み、四日目だったかなぁ仕事に行けるようになったのは・・・
それ以来、腰をいたわりながら生活するようになりましたが、実はもう一度ギックリ腰をやってしまうんですよね。
初めてのギックリ腰から1年くらい経ってからだったと思います。
その時は何か荷物を運んでる時でした。
そして、初回の時のようにひどくなかったんです。
立ってゆっくり歩けるくらいだったと思います。
ギックリ腰をやると癖になるって聞くので怖いですね。
でもまさかトイレから立ち上がるだけでギックリ腰になるなんて。
重い物を持つときはもちろんですが、普段の何気ない動きの中にも危険が潜んでいるのです。
それを知ったからといって防ぐ事は難しいですが、知っておく事も大事だと思います。
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