洗面所のお湯の蛇口をひねると「キーーーッ」という甲高い音が鳴るようになってしまいました。
最初は小さい音だったので、あまり気にせずそのまま使っていましたが、日が経つにつれ音が大きくなってきたのです。
このままではシャワーを浴びる間、自分にとってもうるさいし、お隣様にも迷惑なんじゃないかと思い修理する事を決断。
少し調べてみたら、この「キーーーッ」という甲高い音が鳴るのは[ケレップ]という部品が摩耗してるから。という可能性が高い事が分かりました。
この[ケレップ]は消耗品なのでホームセンターなどで購入出来るし、工具があれば自分で交換出来るのでやってみることにしました。
実際に部品を交換したら、甲高い音が鳴らなくなったので、やはり原因は[ケレップ]だったんですね。
ということで、交換方法を紹介します。
ウチの洗面所の蛇口は、青色が水、赤色がお湯となっていて、それぞれ水とお湯の量を調整するタイプです。
とりあえず現状把握ということで、蛇口をバラしてみたいと思います。
バラす前に水道の元栓を閉めておかないと水が溢れ出してきますので忘れずに閉めましょう。
そう思って水道の元栓を探しましたがそれらしい所に見あたりません。
大家さんに聞こうかとも思ったんですが、今回はお湯の蛇口だったので湯沸器を見たら、湯沸器用の元栓らしき物を発見。
これを閉めて、お湯の蛇口をひねってもお湯(水)が出なくなったので、今回はこれでオッケーとします。
では早速、蛇口を分解してみましょう。
必要な工具は
- キリもしくは小さいマイナスドライバー
- プラスドライバー
- モンキーレンチ
- ペンチ(なくても可)
くらいあれば大丈夫です。
まずは蛇口の上に付いている赤色(お湯マーク)のキャップを外します。
キリや小さいマイナスドライバーもしくは爪楊枝などでこじれば簡単に外れると思います。キズを付けないように注意して下さい。
プラスドライバーでビスを外しましょう。
そうするとハンドル部分を上に引き抜くことが出来ます。
モンキーレンチをカバーナットに合わせて反時計回りに回すと外れます。
そうするとゴムパッキンやスピンドル、ケレップと呼ばれる部品を外すことが出来ました。
最初、スピンドルとケレップがくっ付いて外れなかったので、こういう一体型の部品かな?とも思ったんですが、ペンチで挟んでグリグリしてたら、外れました。
おー、これがケレップかぁ。(下の写真の右側の部品。左側がスピンドル)
もし種類が沢山ある場合、どれを買えばいいのか分からないので、念のためこの外したケレップを持って、いざホームセンターへ。
ホームセンターの水道関係の売場を探してみたら、あっさりケレップを発見。2個入りなのね。1個入りはなかったのでこれを購入。
それでは、買ってきたケレップをスピンドルへ差し込んで、外したときと逆の手順で取り付けていきます。
カバーナットを締めます。今度は時計回りに回しましょう。最初は手で回して、回らなくなったらモンキーレンチで増し締めしてください。あまり強く締めすぎないように。
ハンドルを差し込んでビスを締めます。
キャップを付ければ完成です。
それでは元栓を開けてテストしてみます。
良かった。あの「キーーーッ」という甲高い音が鳴らなくなりました。
とても簡単な修理ですので、是非挑戦してみてください。
今回は、この方法で直りましたが、別の原因である可能性もあると思います。
そのときは、専門の業者に相談しましょう。
0 件のコメント :
コメントを投稿