でも興味はあっても実際に移住しようとすると不安要素が沢山あって相当ハードルが高いですよね。
そこで今回は、子供時代を田舎で過ごし、大人になってからも都会と田舎を行き来した私が実際に感じたことを紹介したいと思います。
田舎移住を考えている方の判断材料の一つになれば幸いです。
ただ、一口に田舎といっても色んな田舎があって、田舎度合いが違います。私の田舎町は人口約7千人を下回る海沿いの町です。家は海沿いではなく山の中ですけどね。
なぜ田舎暮らしをしたい?
まずは田舎暮らしをしたくなるのは何故なのか?田舎暮らしに求めるものをいくつか挙げてみましょう。
- 都会の暮らしや仕事に疲れた
- 自分や家族の身体と心の健康のため
- 田舎特有の仕事がしたい
- 大自然が大好き
- その地域を好きになった
- とにかく今の環境を変えたい
どれか当てはまりましたか?
理由は人それぞれですが、大事なのは田舎への移住でそれが本当に満たせるかどうかです。
あらかじめ調べて分かることもあれば、実際に住んでみないと分からないこともあります。
ですから、実際に移住された方の情報は沢山仕入れた方がいいですよ。
それでは個人的ではありますが、田舎暮らしのメリット、デメリットをご紹介しましょう。(メリットには相反する部分もありますのでそのへんも含めて)
「田舎で良かった〜」と思うこと
・空気がキレイ
自然(山)の中に家があるので、花や草木の匂いを感じます。海も近いのでちょっと出かければ潮風を感じる事ができます。
・夜空がキレイ
地域全体が暗いので星がキレイに見えます。そのかわり街灯などはあまり無いので夜道を歩くにはライトが必要です。
・人混み、渋滞が無い
お祭りなどのときは別ですが、基本的にはどこへ行っても人が少ないか、誰もいない感じです。
誰も居ない海辺や草原に行って、ボーっとするのもいいものです。
・魚、野菜、果物など結構もらえる
ご近所さんと仲良くなれば、いろんな食材を頂けたりします。田舎では自分家の畑で野菜を作ってる方も多いので、あれを貰って これをあげて みたいなことがよくあります。
漁業関係の方と仲良くなれば、魚やイカなども貰えたりします。でも自分で捌かないといけませんよ。
・食材が新鮮
野菜も魚も採れたて新鮮なのがいいですね。畑があれば自分で育てたものを食べられますし、魚も自分で釣ってきて食べると格別です。
「田舎って大変だ〜」と思うこと
・虫や害獣が多い
自然が多い分、虫も多いです。苦手な方は虫対策が大変だと思います。カブト虫やクワガタ、トンボにバッタ、蝶々など 子供が興味を持つ虫も沢山います。
イノシシ、ハクビシン、アライグマといった害獣も多いので害獣対策も大変です。
・交通の便が悪い
家からバスや列車の駅までが遠い場合が多いため基本的には車が無いと不便です。
飲み会のときはタクシーを使う手もありますが、行きは車、帰りは代行という方も多いです。
歩いて運動不足を解消するには、いい環境かも。
・イベントが多い
何となく休日の度に、何かしらのイベントがあるような気がします。市や町のイベントもありますが、地区のイベントが多いのかな?
イベント好きな方にはいいと思います。
・家の庭や周辺のメンテナンスが大変
雑草や木々が生い茂ってくるので、草刈りをしたり木を切ったりとメンテナンスも大変です。
都会で家の周りに生えた草むしりをするのとはレベルが違いますよ〜。
・仕事の職種が少ない
田舎では、ハローワークで多くヒットするのは福祉系、医療系、建築・建設系でしょうか。
営業、サービス、IT、エンジニア関係の仕事は極端に少ないですね。
フリーランスや起業を目指すのも悪く無いと思います。
まとめ
いかがでしたか?
細かいことも上げればまだまだ書き足りませんが、概ねこんなところかなぁと思います。
思い付いたら また書き足すかもしれませんが。
メリット デメリットをどう感じるかは、人それぞれなので逆転する内容もあるでしょうね。
全般的に言えることは、<田舎は不便なことが多い>ということです。その代わり自然が多い。だから周りと協力して生活している。そんな気がします。
0 件のコメント :
コメントを投稿